2010年6月13日日曜日

デジタルサイネージ

最近、とあるパーティーの場で、聴き覚えのある言葉をきいた。

「デジタルサイネージ」

電子広告からはじまり、つい最近では、広告の前にたった人を分析し、適切な広告を配信する。そこにFelicaなどの技術を組み合わせ、情報を提供する。

こんな私でも、ついに「小さいころ描かれていた未来像」なるものが、現実化されていく、という年になってしまったと、つくづく感じている。


地下鉄や、駅のコンコース、飲食店などで電子広告を見ると、時代を感じる。毎年、毎年、この年が大きな年にと言われるらしいが、大当たりはなかなか来ない。

個人的な見解では、全部電子広告にすれば、広告制作から配信、管理までスピーディーかつ、現状の紙よりももっと拡張性があるのに、と思うのだが、なかなか進んでいる様子がない。きっと、どこかが大々的に、一括して電子広告にすれば、流行るのかもしれないが。

駅の手洗いでたまに見かける広告。男性トイレの場合、便器からもう一歩前に進んで用を足すという習慣なるものがあるのだが、これを利用した広告がある。見る角度によって絵柄が変わる、プラスチック製の広告なのだが、つまり広告に対して至近距離になると、絵柄が変わって見えるというもの。

是非お問い合わせ下さい、というメッセージも併せて書かれているのだが……


時代は変わってしまったようだ。